2020年はエアロロードが流行る ・・・気がしないでもない。

ぴろきち★

2019年10月22日 07:00

ロードバイクは、カーボン成型技術が進んだ現在、UCI規格(公式大会で使用できる自転車ルール)で定められた6,8kgの重量を下回るモデルが多くなり、“軽量化の追求”から“空気抵抗の削減”へと流れが変わりつつあるよーです。




エアロロードは、横風に弱いとか、曲がりにくいとか、運転が難しいとか、メンテナンス性が良くないとか、軽くないとか、値段が高いとか、乗り心地が悪いとか、ちょっとしたデメリットもありますが、運転自体の面白さはかなり高いと思います。





ただし空力を追求するあまりココまでイっちゃうと、UCI規格から外れ、公式のロードレースには出られなくなります。
地域の草レース や トライアスロン、またサイクリング専用車になります(笑)
めちゃくちゃ速そうですけど・・・





ちなみにぴろきち号は、ギリUCI規格になってるので、公式のロードレースに出場することができます。 
たぶん出ないけど・・・(笑)





エアロロードに乗ってると、通常のロードバイクに比べ、巡行時にスピードの落ちが少ないことに驚かされることがあります。 
一瞬、「ココ下り坂だったっけ?」なんて思うこともしばしば・・・





フレームやホイールを支えるフォークがペラペラなのは、空気抵抗となる前面投影面積を少しでも減らすため。





バトンホイールについても対地速度に回転速度が加わるため、空力の違いが大きく感じられるパーツになります。
空気入れのバルブや、速度を測るためのマグネットさえもホイール内に埋め込んで抵抗を減らしています。
そのため、物理を選択した方なら一度は見たことのある [ 空気抵抗に関する比較図 ] を見事に体感することができます。





断面形状が円のワイヤー1本と、12倍の直径を持つ流滴型のバトン1本の空気抵抗がほぼ同じという理論です。





後輪への空気の巻き込みを防ぐためのシュートチューブ。
タイヤとシートチューブとの隙間は3mm程度しかありません。
奇抜に思えるデザインもすべて空力的に意味のあるものになってます。



価格もこなれてきたエアロロード。 フツーのロードバイクに飽きたヒトはぜひ!













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